施設長通信令和三年2月

菩提の家施設長 施設長通信

 2月も中旬を過ぎ、暖かくなったと思えば雪が舞っていたりして、寒の戻りというのでしょうか、体調が崩れやすい時期でもあります。しかし梅の花が咲き始め、着実に春が近づいてきており、待ち遠しくもあります。今年の冬は寒かった。

 さて、いよいよ新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりました。コロナウイルス騒動が始まって約一年。奇跡的な速さでのワクチン開発ですね。(副作用はまだまだ不安がありますが)その影響なのか景気への期待が膨らみかけており、少しずつ元の生活にもどっていってほしいなぁと思っています。しかしまだまだ油断はできませんので、菩提の家では気を緩めることなく、感染拡大防止を意識していきたいと思います。

 春が近づくにつれて、憂鬱なものが花粉症ですね。私は子供の時からスギとヒノキの花粉症があり、大人になって少し症状が和らいだのですが、アレルギーの薬は毎年飲んでおります。昨年からお医者さんの勧めで舌下免疫療法というものをしており、毎日スギの成分が入った錠剤を口の中で溶かし、体に摂取しスギの抗体を作るというもの。体質によって効果は変わるみたいですが、例年であれば症状が出始めている時期、今のところアレルギー薬を飲まずに過ごせています。このまま症状なく過ごせれた嬉しいです。ヒノキの舌下免疫療法は開発されておらず、ヒノキ花粉の季節になるとどうなるんでしょう・・・

 菩提の家は4月からB型と生活介護に新しい利用者さんが来られます。支援学校の新卒の方です。先日は引継ぎということで支援学校を訪問させていただき、先生方と面談をさせていただきましたが、今年は年度スタート早々に休校措置があったり、夏休みや冬休みの返上があったり、通っている放課後児童デイサービスがコロナでお休みしていたりといろいろ不安定な三年生を過ごされたみたいです。“いつもの日常”というものがやはり大切でありがたいものですね。以前にも書きました“ニューノーマル”なんてのも、所詮は企業の金儲けに利用されるだけなので、目指すは、やはり“いつもの日常”を取り返すことです。

 先日からあるご縁をいただき、大阪府岸和田市にある道の駅「愛彩ランド(あいさいランドと読みます)」にて、月に2回ほど菩提の商品を売っていただけることになりました。今年度はイベントも皆無で、緊急事態宣言下では区役所のバザーも開催できず、商品を売るきっかけがなかったので、本当にありがたいお話です。みんな力を合わせていい商品をお届けできるよう頑張りたいと思います。