施設長通信令和三年3月

菩提の家施設長 施設長通信

 いよいよ新しい年度を迎えます。4月からは新しい利用者さんが通所されます。生活リズムや環境ががらっと変わりますね。しばらくはドキドキ緊張して気疲れするかもしれません。先日支援学校へ出向き、4月から来られる方の担任の先生より学校での様子を伺って参りましたが、この一年は春先の休校措置により調子を崩した方が多かったと伺いました。いかにいつもの日常習慣が大切なのかを改めて知るきっかけになりました。菩提の家でも、しっかりとサポートをして、やりがいのある楽しい毎日を送ってもらえたらと思います。

 令和二年度はコロナウイルスの影響で大きく変わった一年でしたね。タレントの志村けんさんが亡くなられてもう一年が経ちます。特番や再放送で志村さんの姿を毎日のように見るので、未だ亡くなった実感がありません。再放送を見ても笑ってしまう「新しい・古い」を感じさせない計算され尽くしたコントの数々は、志村さんの職人魂ですね。彼の著書「変なおじさん」の中で、「楽しく遊んでるように見せるのがお客さんを笑わせるコツ。こいつら本当に楽しそうにやってるな」と思うからお客さんは笑う。「マンネリはお笑いに絶対必要だよね“多分こうするよ ほらやったぁ”と一緒になって笑い転げる楽しさよ」と書かれています。きっとこれはお笑い業界だけではなく様々な事に通じるのではないでしょうか。菩提の職員のみなさんには、利用者さんひとりひとりに配慮しながら楽しく仕事をしてもらいたいです。そういう空気が大切な気がします。

今年の春のバーベキュー大会を開催する予定で段取りしてます。本来ならご家族さんにも来ていただいて、交流の場としたいところではありますが、新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から、土曜開所日の昼食に開催する予定です。土曜日通所されていない方へは、ほかのレクリエーションを企画中ですのでお知らせまでしばらくお待ちください。改めてお手紙でお知らせいたします。

 今年は桜の開花が早いみたいなので、お花見は3月にいなりそうかなと思ってます。人ごみはいかない方がいいので、みんなと一緒に近くの公園へ行こうと思います。菩提の家通信で写真を掲載できると思います。

令和三年度も菩提の家をよろしくお願いいたします。