理事長通信令和3年2月

菩提の家理事長 理事長通信

 今回は私の持病ともいえる「ぎっくり腰」に関してのレポートを作成しましたので、紹介したいと思います。人生この先、一生付き合うことになるであろう「ぎっくり腰」なので自分なりに振り返り、考察を深めようと思いますた。よろしければお目通し下さいませ。

・1月16日正午過ぎ頃、腰及び背中に違和感。「いつものやつかな!?」と警戒する。この段階で悪化する可能性は過去の経験上30%。一日中、腰の状態を気にしながら過ごす。

・1月17日9時頃、買い物に行くために車を使用。荷物を載せる為にトランクを開けた際、荷物を持っていることも相まって腰をひねる。腰の状態に変化がなかったので気を付けるのを忘れていた。いわゆるこれが「油断」というやつかとその一瞬頭に浮かぶが手遅れ。悪化スタート。徐々に悪くなるが、日曜なので病院に行けない。事前にもらっていた薬とシップを使用。就寝時、ベッドに横になっても痛む。明日が怖い。なんとなく、体が痛むような夢を見ていたような気がする。

・1月18日、2時頃、いつものとおり目が覚める。治まっていることを夢見たが残念。激痛、トイレに行きたいがなかなか動けないのでゆっくりと這っていく。体が冷える。冷えて余計に腰の状態が悪化したような気がする。靴下が履けない。履こうとすると転がってしまう。健康であることの大事さを痛感する。人間とは失ってから気づく愚かな生き物である。幼稚園で使う模造紙の芯を杖代わりにして歩く。軽さ太さ長さが私の体形に絶妙に合う。厚紙で出来ているので手に柔らかく適度にしなるのがミソ。市販化されればヒットするのではないかと真剣に思う。ただ、紙製なので10日ぐらい使うと折れてしまう。菩提の家に行くと「またですね」と言った具合でいつものとおり。私の腰痛も割と有名になってきたものだと感心する。幼稚園に行くと同じように私のこの姿を皆が見慣れているのでほぼ無反応。それどころか遠目に笑ってさえいる。主任が嬉しそうに「3Fの倉庫に予備の杖(模造紙の芯)があります。先生の為に捨ててないです」と声を掛けてくれる。平和だとなぜか感謝の気持ちが溢れる。10時頃、病院へ行く。車の乗り降りが辛すぎる。診察を受ける。レントゲンで腰骨の変形が見られるが40歳も過ぎるとこんなものと言われ少しショックを受けるが、20歳を過ぎたら大抵老化が始まるとの話を聞き少し安心する。運動不足なので腹筋とストレッチをする習慣をつけると良いとのアドバイスを受ける。痛み止めのキシロカインの注射と高周波、低周波の電気治療を受けて薬を服用。1時間ほど経つと症状が少し和らぐ。講義に出られる希望が生まれる。17時頃、痛み止めが切れてきたようで元の症状にほぼ戻る。家で負担を掛けないように安静に過ごすが入浴時が大変である。高齢者となり介護が必要になる状態を想像する。家族に迷惑を掛けたくない方の気持ちがわかるような気がする。自力で頑張る。

・1月19日、現在。昨日のピーク時が10とすると6~7ぐらいに治まっている感じがする。長引かせたくないので午前中に病院に行き電気治療を受ける予定。長引くと厄介なので今週中にほぼ治すと決意する。

 以上が経過となります。年に2回程度ぎっくり腰になることはほぼ間違いないので、お医者様からの

アドバイスに従い、適度に筋力をつけて対策しようと思います。皆様も腰にはくれぐれも気を付けてお

過ごし下さいませ。