菩提の家理事長通信令和元年10月

菩提の家理事長 理事長通信

 唸るような暑さも和らぎ、かなり過ごしやすい季節になって来ました。体を動かしてもバテる程でもありません。スポーツの秋ですね。そして食欲の秋でもあります。冬の到来を目前にして食べ物を取り込むというのは人間もその他の動物と同じですね。ただ、人間は自分の都合の良い環境を年中整えることが出来てしまうので太ってしまいます。私も間違いなく若い頃とは違い、食べる量は減ってはいるものの贅肉が付いてきました。代謝が落ちています。先月、家族でプールに行って来ました。20歳前後の兄ちゃんたちの体つきを見て、自分の中年さを強烈に実感してきました。若者の体つきは重心が高く、年老いる程下がって来ます。筋力が落ち、腰回りに贅肉が付いてくるわけですね。まるで洋ナシやボーリングのピンのような体形になって来ます。自分もそうなって来ました。20代の頃に戻ることは出来ませんが、腰回りの贅肉はもう少し落としときたいと思います。食欲の秋をある程度は楽しみつつも腰回りの贅肉に気を付けながら過ごそうと思います。

 しかし早いもので今年度も折り返してしまいました。あっという間の上半期でした。来年度の計画も本格的に妄想しないといけません。いろいろと妄想するネタはあります。もちろんいくつかの妄想を同時に進める必要があります。経営運営は同時進行です。ずっと気になっていてあまり手の付けられていない「はたけ」を来年度はしっかり計画立てて実践しようと思います。はたけの家のすぐ隣のはたけを積極的に活用することは菩提の仲間にとってもとても有意義なことになるはずです。菩提の皆で手掛けた野菜の菩提ブランドとしての販売、レストランとカフェで活用。四季折々の収穫体験は地域の子育て世代の家庭に向けて発信し、地域との結びつき、障害福祉への理解を深める。と言った具合です。これを実践させるには仕事としての農作業の計画を作る必要があります。家庭菜園に毛の生えたような感覚では実践不可能です。農作業はとても手間暇がかかります。種や苗を植えて少し育ってあとはなんとなく収穫できればOKと言うことは絶対にありません。毎日観察し、肥料の効きはどうか、無駄な新芽は出ていないか、支えの棒は倒れていないか、病気にかかっていないかなど、キリがありません。手をかけているはたけとそうでないはたけを見比べたら一目瞭然です。「雨が降っているし、水いらんから今日は見なくても大丈夫♪」のような気持では絶対に維持管理出来ません。天気予報で雨が来そうな感じなら雨の強弱によりますが事前に対策が必要です。まともにやっていたら台風の時期なんて冷や冷やものです。種類にもよりますが苗が少しでも水に浸かってしまえばダメになるものもあります。家庭菜園気分なら「倒れたなぁ♪」だけで済みますが。計画立てた農業は仕事ですので責任が発生します。

 知恵と知識と経験がものをいうのが農業です。これらの技能をどのように調達するのかが課題です。菩提のみなが取り組み、植え付け、手入れ、収穫、販売などの一連を経験し仕事としての農業を実感出来ればと考えます。

 私は、野菜をたくさん食べてダイエットします♪♪