理事長通信令和3年3月

菩提の家理事長 理事長通信

令和3年度がいよいよスタート致しました。菩提の家にもはたけの家ぼだいにも新しい仲間がやってきて、ますますにぎやかになります。新たな出会いというのは新鮮です。春の陽気さと相まってとても清々しく感じます。慣れるまでは少し緊張するかもしれませんがすぐにへっちゃらになりますので安心してください。みんなが仲良く元気に過ごせるのが徳昇福祉会です。

2月いっぱいで緊急事態感のあまり感じない緊急事態宣言も解け、新型コロナのワクチンの接種も緊急性の高い職種の方々から摂取が始まりました。すごいスピードでワクチン開発が進みます。本来5,6年かかるのが半年で開発され、おおよそ1年で世に出回りました。アメリカでは去年の2月には開発されていたようです。人類が本気を出して開発するとかなりの時短が可能となるわけです。接種には少々不安がよぎりますが。個人的には国産ワクチンの使用を望みますが、なかなか時間がかかるようです。軍事開発の基盤のない日本では医療の分野でしか開発出来ないので予算規模が小さすぎます。ワクチンの開発と生物化学兵器の開発は密接につながります。アメリカや中国、ロシアがワクチン開発でリードするのはそのためです。日本も同じような条件ならその技術力の高さからもっと安全で効果の高いものが短期間で開発出来たでしょう。何はともあれ、一般向けのワクチンの接種が始まったらなるべく早く摂取しようと思います。立場的な面と、摂取してどうなるのかの経験しておきたいです。ある意味非常に楽しみでもあります。何かしらの副反応が出たらこの場でも報告出来ますし。ワクチンやその他の医薬品にも言えることですが、副反応が出る可能性はあります。新型コロナのワクチンで副反応が出てもそれはそれだと思っています。メリットとデメリットのバランスを考えて結論を出すだけです。

しかし、元来マスク嫌いの私も気が付けばマスクをしていることに全く違和感を感じなくなりました。人の表情を見ることや、自分の表情をさらすことが私のビジネスツールの一つでししたが。今は、マスクから出ている目元と、声色、身振り(これは元から)で発するように心がけております。もちろん相手も同様に見ています。制限がかけられるとその他の機能が進化するものですね。ちなみにzoomなどの遠隔交流は人同士の熱が感じられないので私の中ではLINEやメール、電話の一環ぐらいにしか考えていません。遠隔交流に慣れれば慣れるほどそう感じます。オールドタイプの人間なので。しかし、端的なビジネスライクが持ち前の人にとっては勝手が良いのもわかります。私は常に人間臭く、義理と人情を重んじたいです。昭和の演歌の世界観です。

 と言うことで令和3年度も新型コロナに負けないように皆と職員一同元気に過ごしたいと思っています。もちろん危機管理はしつつも活動的な取り組みを考えて楽しく有意義な日々になればと思います。

 新型コロナが過去のこととなり、皆が本来の生活を取り戻し、マスクなしで顔を向き合って、笑い合える日が一日でも早く訪れることを願います。